資金調達・銀行交渉・中小企業支援│サクセスクルーブログ

資金調達・銀行交渉をはじめ、社内の財務を中心に中小企業を支援する株式会社サクセスクルーの活動ブログです。

融資をより確実に受けるには その1

最近の中小企業融資の成功例を見てみると、傾向がわかります。

まずは以前できていたような政治家の口利きや有力取引先の口利きではむしろ難しくなってきているように思います。

むしろその後の融資を継続的に受けるには後々に障壁になるのかもしれません。

結局は過去の業績がものを言うので、過去の決算書が大事になってきます。

ただ、同じ決算期でも税理士が100人いれば100通り出来ると言われるくらいですから、債権者に理解いただきやすい決算書を作るノウハウのある税理士を顧問に選ぶのが大切になります。

 

本当は私の様な立場のものが会社と税理士との橋渡しをするのがいいんですけどね

サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 09:31
資金使途と返済原資

企業側って今月お金がいるから、来月お金がいるからっていうことで融資を申し込むと思うのですが、銀行側は融資したお金がどのように運用されていくかを見ていきます。

 

設備資金がわかりやすいのはこのためです。融資金が設備に運用されるのですから。

設備の返済原資は減価償却や利益ということになります。

何故このようになるかと言えば、運用と調達の関係を見ればわかります。

 

賞与資金はある意味特殊です。

経費の支出項目なので、返済原資は費用になります。つまり、赤字の会社は賞与資金は借りても返せないとも言えます。つまり、資金使途が結果的に変わってしまうんですよね。

 

運転資金も同じなんです。

何に使うか、つまり何に運用するかが見えないとどのように返済すればいいか、つまり返済原資がわからなくなります。こうなってしまうと、どうやってグチャグチャになってしまいます。

 

正常な運転資金は基本的には多額の利益を出すか、借り続けない限り、返済はできないものなんですよ。

この資金は借り続けても問題ない正常なものです。

 

この辺の理屈は銀行員でも理解していない担当者が結構いるので厄介なんですよね。

 

サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 10:31
融資に影響を与える銀行の信用格付制度の疑問点 その3

前回までの続きです。

 

キャッシュフローの黒字って一言でいっても難しいです。

銀行は基本的には償却前利益で判断します。

むしろ、会計上黒字かどうかを見ている、というかそれしか見れないっていうのが現実かもしれません。

でも、キャッシュフローってそうじゃないんですよね。

本来はキャッシュフロー計算書か資金移動表で見るべきでしょうね。

本当のキャッシュフローが黒字なら、実質債務超過でも倒産確率は下がるはずなのに、実質債務超過でも融資はでないと考えていいでしょう。

今までで何が言いたいかというと、

今の銀行の信用格付制度は本来の倒産確率を表すものではなく、今倒産したら債権はどうなるかの観点が重要視されていると考えていいでしょう。

この点を留意すれば、この厳しい時期に融資をより高い確率で受けることができます。

 

サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 10:43
融資に影響を与える銀行の信用格付制度の疑問点 その2

前回の続きです。

 

一般的には、1年以内に企業が倒産するかどうかの確率は今の業況が重視されるべきだと考えています。

キャッシュフローが黒字で資金が回っていれば、倒産確率は低くなると思うんです。

でも、実態はどうか?

あくまで、今実質的に債務超過かどうかが一番重要視されるんです。

個人的には今実質債務超過かどうかよりも、キャッシュフローが黒字かどうかの方が大事なんだと思うのですが・・・。

実質資産超過でもキャッシュフローが赤字の会社と実質債務超過でもキャッシュフローが黒字の会社はどちらが資金がなくなって危険だと思いますか?

なのに実態の運用はちょっと違うんですよね。

 

続きは次回にします。

サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 10:43
融資に影響を与える銀行の信用格付制度の疑問点 その1

信用格付け制度は本来デフォルトの確率、つまり倒産確率のはずです 。

融資先への信用格付は一般的に正常先、要注意先、要管理先、破綻懸念先、実質破綻先、破綻先というように分類されます。

この信用格付は金融庁のマニュアルに基づいて、各銀行がルールに基づき実施しています。

では、どのように融資を決めていくのか?

基本は正常先にしか融資しません。

新規先ならなおさらです。

それ以外の信用格付の場合には保全があっても融資いただけるかはわかりません。

メイン銀行なんかは支えないといけないケースのみ何とか保全重視でどうするかってとこでしょう。

 

次回はいよいよこの信用格付制度の疑問点に入っていきます。

サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 09:43
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