資金調達・銀行交渉・中小企業支援│サクセスクルーブログ

資金調達・銀行交渉をはじめ、社内の財務を中心に中小企業を支援する株式会社サクセスクルーの活動ブログです。

中小企業融資における本当の担保とは
担保っていうと不動産や有価証券などを指すものと思われますが、広義にいうと少しニュアンスが違います。
担保って本来は
「債務の履行を確実化すること」
になります。
つまり、不動産や有価証券はモノによって確実化しているだけです。
これらは価格というものがあり、現実的にはバブルの崩壊後のような二束三文になってしまうこともあります。

中小企業融資における、本来の一番の担保は経営者なんですよね。
経営者を見れば、融資は問題ないかどうかが大体わかります。
しかし、問題は銀行の融資の決裁は本部や支店内部で事務担当者が数字だけを見て判断します。
だから、数字が全てになります。

でも、中小・零細企業ってそうじゃない部分が多いんですよ。
本当に融資したお金が返ってくるかどうかを担保するには経営者を見る目が大事なんです。
つまり、経営者の人間性です。
今のやり方が正しいのなら、銀行に不良債権はできませんから。
銀行の不良債権は最大の担保である経営者の資質を見誤ったところが大きいと思います。
だって、ここを間違えば返済は担保されないんですから。
不動産や有価証券はその後の話です。
でも、現場では逆なんですよ。
さびしい限りです。
サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 10:27
融資をうけたいのであれば その3
融資を本当に受けたいのであれば、信用格付け対策を1番に考えていくべきだと思います。
つまり、決算書を信用格付けにおいてランクが少しでも上がる対策をとるということが重要であると考えています。
決算書というのは外部への報告資料であります。
税金を計算するためのベースとなる資料ではありますが、税金の計算は税務申告書でされます。
つまり、信用用格付けへの対策をとれば融資へかなり前進すると言えます。
ではどのように決算書で信用格付け対策を行うかということになります。
当然ですが信用格付けを熟知している人材が周りにいる必要があるということになります。
このコラムを読まれている方の中で最近銀行の融資姿勢が厳しいと感じている事業主様は信用格付けを熟知した方が周りにいて、その方の意見を聞かれていますか?。顧問税理士任せになっていませんか?。顧問税理士の中でも信用格付けを熟知されている方はいらっしゃいます。ただ、事業主様の顧問税理士が信用格付けを熟知されておられれば、銀行の姿勢がマシになっているはずです。
つまり、法律は弁護士、税務申告は税理士、労働関係は社会保険労務士といったようにその道のプロに任せるはずですから、融資も業務に通ずる方の意見を聞くということが融資への近道だといえると思います。
ただ1つ勘違いをしないでほしいのは、銀行に顔が利くという方です。今の時代顔が利くからと言って融資審査は何ら変わりません。話しはしやすく、聞いてはくれやすくなりますが、融資審査には何ら影響はしません。
大事なのは理詰めできちんと落とし込めることになります。
普段から積極的に融資を受けられている事業主様は知らないうちに信用格付け対策が出来ているということになります。そうではない事業主様がこのコラムでの意見に耳を傾けていただければ融資に近づくのではないでしょうか?
サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 09:39
本当に融資を受けたいのであれば その2
最近弊社のクライアントで立て続けに融資の承認がおりました。
しかし、一方で融資の承諾がおりなかったクライアントもあります。
この違いは何でしょうか?
融資の承認がおりた先に共通して考えられるのは、弊社で会計処理をさせて頂き、また弊社に融資の希望の旨を相談頂き戦術をお任せいただき、さらにその戦術を聞き入れていただいたということだと認識しています。
一方で、融資の承認がおりなかった先は上記の共通項に該当しなかった先であったと認識しています。
決してすべて融資がおりるとは言いませんが、確率の問題で言えば大きな差が出ると認識しています。

いくつかの思い当たるような節を上げてみたいと思います。
例えば、営業・販売ですが、顧客のニーズなどをつかんでおく必要があるのは当たり前のことだと思います。相手の好みなどを頭に入れ営業することも当たり前のことではないでしょうか?
融資も同じことです。審査する側のことを知ることが必要だということです。
審査する側のことを知った上で、決算処理をする必要がありますし、提出資料も審査する側に立ったものが必要だということです。
例えば、税務調査ですが、当然国税局出身者が強いように思います。それば、人脈があるだけではなく、どのように調査をするかを知っているからではないでしょうか?
融資にしても同じことが言えます。銀行出身者の中でも、営業畑で華々しい成績を残してきた人ではなく、審査していた人が1番審査する側のことを知っていると思います。
つまり審査する側のことを知っていればツボを押さえた戦術をとることが可能だということです。
そうすれば確率が上がるということになろうかと思います。

以上の点が意外と融資を受けたい事業主様に抜け落ちている観点だと思っています。
心当たりがあるのであれば、何をしたらいいかがお分かりになられたのではないかと思います。
サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 10:38
本当に融資を受けたいのならば
例えば、税務申告は税理士に依頼すると思います。申告書は本来であれば事業主が作成し、事業主が提出すればいいものです。でも、中には自身で出来る事業主様もいて自らされることもあろうかと思います。 でも、税理士に依頼すればより高い専門知識をもって、より良い申告書を作成していただけます。 実は融資もその様なものだと思います。 自分で自ら銀行に申し込んで交渉し、必要資料を作成する。やろうと思えば出来ることです。 税務申告書も自ら作成し、申告しようと思えば出来ることです。 でも、自らやるのと、専門家に任せるのとでは、結果が変わってくるように思っています。 金額そのものが違ってくる場合や、与えられる条件面など色々とあると思います。 金額が違うとすぐに分かりますが、あまり気にしないのが条件面です。 期間を少しでも短くされたり、定期預金が条件になったり、担保を要求されたりと・・・。 最初は些細なことかもしれませんが、年月が経つとこれが大きな歪みになっていることが多々あります。 少しでも自身に有利に、末永く対等に銀行と付き合っていきたいのであれば、戦略と戦術が共に必要になります。 つまり、よりレベルの高い戦略と戦術を持った方々に相談し対応するのが、よりいい関係で融資を受け続けられる近道だと思います。
サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 09:52
中小零細企業における正常な融資残高とは
中小・零細企業の皆様の中で融資を受けられている事業主様も多いと思います。 ここではあくまで経験に基づき一般的な意見として聞いていただければと思います。 基本的に借入金の種類は運転資金と設備資金になります。 納税資金や賞与資金などは本来は運転資金であり、銀行が編み出した資金使途だと考えていただいていいと思います。 まず、設備資金ですが基本的にはその資金を償却期間以内に返済できることが妥当であり、当然のことと思います。 しかし、建物は償却期間が長かったり、土地は償却期間がなかったりします。 これらに対し、一般的には不動産賃貸業でない限り、長くて20年、場合によっては15年や10年で融資期間が組まれたりします。この場合には、利益だけで返しきれず、繰り返し借り入れを行っていくことになりますが、トータルで20年程度で返済できれば十分合格だと考えています(金融庁検査の基準は少し違いますが)。 ですから、このような感じで借りている設備資金はいくら借りていても心配はいらないように思います。 ただし、収益力が落ちてきたらたちまち収益で返せないということになり、あっという間に赤信号がともるということは忘れないようにしていただきたいと思います。 問題なのは運転資金です。 運転資金は  (拘束されていない自由に使える預金)+受取手形+売掛金+在庫−買掛金−支払手形 となります。 最近手形取引は減ってきていますし、受取手形は裏書が割引で使えますので大丈夫という位置づけにしておきます。 となると、本来運転資金は月商の2か月分くらいがMAXということになります。 ただし、業種・業態によっては在庫があまり要らない業種であれば、もっと少なくて済みますし、仕入れは現金に近いのに回収まで時間がかかる場合などはもう少し必要になるかもしれません。 しかし、通常の売掛金は長くても2か月程度ですし、通常支払いも締め支払いが多いように思います。 なのに、運転資金が月商の2か月分を大きく上回る資金が必要だと相談を受けるなケースが多くあります。 このような場合には、本業に関係のない資金に流れていたり、不良債権が増えてきていたり、赤字(隠れ赤字も含む)であったりします。 ですから、運転資金の融資を受けておられる中小・零細企業の事業主様で一般的な資金の流れをされている場合に、自社の借りている運転資金が月商の2か月分を超えてきたら、注意いただいて財務体質の改善に力を入れてほしいと思っています。 でなければ、通常の事業活動の中で返済しきれない状態に陥る可能性が高くなっていると考えていただいてもいいかと思います。
サクセスクルー代表・中小企業経営支援コンサルタント | 10:50
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